愛され相馬くんの話
俺の可愛い嫁
俺の嫁が自分で言っちゃあ何だが可愛い。


そこらへんの女なんか歯もたたねぇだろうよ。


「神無月さん!!今日の夕食何がいいですか!」

「そうだなー、ふぐさしが食いてぇな」


そう言って頭を撫でてやると
俺はふぐなんかさばけませんよ!
なんて頬を膨らます。 


「……そりゃあそうだな。じゃあ相馬の得意な料理でいい」

「まーた、そんなこといって!俺は神無月さんが食べたい物を作りたいのに……」


照れているのか下を俯き
ボソボソと話す相馬。


………若けぇ頃の俺だったら
確実に食われてるぞ、お前。 


「悪い、悪い。じゃあ相馬が食べたい」


頬にキスを落としてやると
カァッと顔を赤らめ
そーゆーことじゃないです!なんて怒りだす。 




あー、可愛いすぎる、誘ってんのか。 


あんまに可愛い行動するとこのまま押し倒すぞ?




……いや、止めておこう。


前もそんな風にして
三日間無視されたからな。 


「相馬……愛してる」

「…………!?どうしたんですか、急に!?」


俺の言葉にまたボッと赤くなる顔。


茹っちまうんじゃねぇか? 







「お、俺も………です……………」






(そう言った彼を押し倒すまで後10秒)
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