愛され相馬くんの話
酸素不足
酸素不足、例えるならそんな感じ。
「うぅ………ん!」
今俺は陸に口付けられている。
それに何をトチ狂っているのか
口内に舌までいれたので
俺は必死に抵抗したが
横腹を撫でられて
ビックリしている隙に舌をねじ込まれた。
まるでそこだけが別の生き物のように
動いて舌をかき回す。
舌を甘噛みされたときは
最早キスというか食われてる感覚に陥った。
部屋に響く唾液同士が交ざりあう卑猥な音。
聞きたくなくて顔を離そうとしたのだが
後頭部を固定されて身動きが取れなくなった。
もうどうにでもなれ
と投げやりな気持ちになったとき
陸の唇が離れた。
「気持ちい?」
え、第一声がそれなの?
もっとさ、謝るとかねぇの?
まぁ、こいつが謝るとか
よっぽどありえないけど。
「あれ?何も言わないの?気持ち悪いとかさ」
不思議な顔して彼が問う。
気持ち悪いか………
そういや、そんなこと思わなかったな。
「ふーん、その反応だと気付くのが早そうだ」
そう言うと陸は
仕事に行くといって出ていった。
何なんだよあいつ。
(クク……あの反応だと相馬さん、気付くな。俺が好きだってこと)
「うぅ………ん!」
今俺は陸に口付けられている。
それに何をトチ狂っているのか
口内に舌までいれたので
俺は必死に抵抗したが
横腹を撫でられて
ビックリしている隙に舌をねじ込まれた。
まるでそこだけが別の生き物のように
動いて舌をかき回す。
舌を甘噛みされたときは
最早キスというか食われてる感覚に陥った。
部屋に響く唾液同士が交ざりあう卑猥な音。
聞きたくなくて顔を離そうとしたのだが
後頭部を固定されて身動きが取れなくなった。
もうどうにでもなれ
と投げやりな気持ちになったとき
陸の唇が離れた。
「気持ちい?」
え、第一声がそれなの?
もっとさ、謝るとかねぇの?
まぁ、こいつが謝るとか
よっぽどありえないけど。
「あれ?何も言わないの?気持ち悪いとかさ」
不思議な顔して彼が問う。
気持ち悪いか………
そういや、そんなこと思わなかったな。
「ふーん、その反応だと気付くのが早そうだ」
そう言うと陸は
仕事に行くといって出ていった。
何なんだよあいつ。
(クク……あの反応だと相馬さん、気付くな。俺が好きだってこと)