カレンダーガール
1月 啓介、壊れる
年明け。
街は数年ぶりの大雪。
当然、外来患者も少ない。
早めに午前中の検査が終わった私は、紗花と昼休みのランチに向かった。
職員用ランチルーム。
今日の日替わりは、あじフライに、マカロニサラダと筑前煮。
味噌汁とご飯をよそい、空いた席を探す。
あっ。
「桜子先生。ここ開いてるよ」
剛先生が手招きしながら呼んでいる。
結局、私と紗花、剛先生と明日鷹先生は同じテーブルを囲むこととなった。
「先生方、お正月休みはどちらか出かけられてたんですか?」
と、聞く紗花。
私と明日鷹先生が一緒に出かけたことを知りながら・・・意地悪だな。
その時、
ブー ブブー
明日鷹先生のPHSが鳴った。
「はい森です。はい、20分後ですね。分かりました」
電話切った後、明日鷹先生の食事スピードが速くなった。
どうやら今日は救急待機で、呼び出されたらしい。
街は数年ぶりの大雪。
当然、外来患者も少ない。
早めに午前中の検査が終わった私は、紗花と昼休みのランチに向かった。
職員用ランチルーム。
今日の日替わりは、あじフライに、マカロニサラダと筑前煮。
味噌汁とご飯をよそい、空いた席を探す。
あっ。
「桜子先生。ここ開いてるよ」
剛先生が手招きしながら呼んでいる。
結局、私と紗花、剛先生と明日鷹先生は同じテーブルを囲むこととなった。
「先生方、お正月休みはどちらか出かけられてたんですか?」
と、聞く紗花。
私と明日鷹先生が一緒に出かけたことを知りながら・・・意地悪だな。
その時、
ブー ブブー
明日鷹先生のPHSが鳴った。
「はい森です。はい、20分後ですね。分かりました」
電話切った後、明日鷹先生の食事スピードが速くなった。
どうやら今日は救急待機で、呼び出されたらしい。