カレンダーガール
6月 つかの間の休息
今日は久しぶりの休日。
紗花と予定を合わせて一緒に出かけることにした。
「ごめん、お待たせ」
遅れてきた紗花が席に着いた。
ここは、大学近くのカフェ。
学生街だけに若者が多く、私も紗花も通い慣れた店。
「桜子、何か食べる?」
「うん。パンケーキ。」
大好きな、ここのパンケーキ。
シンプルに、バターとメイプルシロップだけなのがいい。
紗花は、シェフおすすめのパスタを注文した。
「紗花は今日も綺麗だね」
シンプルで上品なワンピースにウェーブのかかったロングへヘアは、どこからどう見てもいいところのお嬢様。
目鼻立ちがはっきりしたエキゾチックにさえ見える顔と、一六五センチ超えのスリムな体に長い手足はモデルでも通りそうなくらいの超美人。
だけど、その中身は外見と全然違って、すごく強くて勝気な女子。
当然周りと意見がぶつかることもあるけれど、そのさっぱりとした性格で気がつけばみんなのリーダーになっている。
ちなみに、彼氏はいないらしい。
美人すぎて、近づきがたいのかもしれないな。
一方私は、一五五センチと小柄で色白でメリハリのない体。
いろんな意味で小さくて地味な印象。
彼氏は・・・今はいない。
大学1年からつきあった彼とは2年前に別れて、今はいい友達関係を築いている。
「ねえ、パパのカードを借りてきたから、洋服を買いに行こうか」
「いいわねー」
同意して、私は紗花とカフェを出た。
紗花と予定を合わせて一緒に出かけることにした。
「ごめん、お待たせ」
遅れてきた紗花が席に着いた。
ここは、大学近くのカフェ。
学生街だけに若者が多く、私も紗花も通い慣れた店。
「桜子、何か食べる?」
「うん。パンケーキ。」
大好きな、ここのパンケーキ。
シンプルに、バターとメイプルシロップだけなのがいい。
紗花は、シェフおすすめのパスタを注文した。
「紗花は今日も綺麗だね」
シンプルで上品なワンピースにウェーブのかかったロングへヘアは、どこからどう見てもいいところのお嬢様。
目鼻立ちがはっきりしたエキゾチックにさえ見える顔と、一六五センチ超えのスリムな体に長い手足はモデルでも通りそうなくらいの超美人。
だけど、その中身は外見と全然違って、すごく強くて勝気な女子。
当然周りと意見がぶつかることもあるけれど、そのさっぱりとした性格で気がつけばみんなのリーダーになっている。
ちなみに、彼氏はいないらしい。
美人すぎて、近づきがたいのかもしれないな。
一方私は、一五五センチと小柄で色白でメリハリのない体。
いろんな意味で小さくて地味な印象。
彼氏は・・・今はいない。
大学1年からつきあった彼とは2年前に別れて、今はいい友達関係を築いている。
「ねえ、パパのカードを借りてきたから、洋服を買いに行こうか」
「いいわねー」
同意して、私は紗花とカフェを出た。