スパダリな夫はケダモノな本性を隠せない
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スパダリな夫はケダモノな本性を隠さない
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「ほら、凪沙。もっとキスして」
「ぁ……っ、はぁ……!」
「その吐息が堪らなく色っぽいね。もっと聞きたい」
そう言うと夫である彼、小椋悠真は口づけをより深く淫らなものにしていく。
視線が絡み合うと、彼はゆっくりと目を細めた。
その目がとてもセクシーで、心臓の高鳴りはますます激しいものとなっていく。
時計の針はすでにてっぺんを過ぎていて、夜中と呼ぶにふさわしい時間だ。
だけど、この新婚夫婦の愛の儀式は終わりがみえない。
時計のチッチッという秒針の音と二人の吐息、そして身体と擦れるシーツの衣擦れの音。
それらが寝室に響き、より二人だけの空間なのだと意識させられた。
「凪沙のエッチな顔、もっと見せて?」
「ゃ……ぁ」
そんな恥ずかしいこと言わないでほしい。どれほど淫らな表情をしているのか、自分が一番よく知っているから。
小さく抵抗したのだが、その声と表情さえも悠真の雄の部分に刺激を与える結果となってしまう。
足をシーツの上で滑らし、快楽をどうにかして発散させようとする。
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「ほら、凪沙。もっとキスして」
「ぁ……っ、はぁ……!」
「その吐息が堪らなく色っぽいね。もっと聞きたい」
そう言うと夫である彼、小椋悠真は口づけをより深く淫らなものにしていく。
視線が絡み合うと、彼はゆっくりと目を細めた。
その目がとてもセクシーで、心臓の高鳴りはますます激しいものとなっていく。
時計の針はすでにてっぺんを過ぎていて、夜中と呼ぶにふさわしい時間だ。
だけど、この新婚夫婦の愛の儀式は終わりがみえない。
時計のチッチッという秒針の音と二人の吐息、そして身体と擦れるシーツの衣擦れの音。
それらが寝室に響き、より二人だけの空間なのだと意識させられた。
「凪沙のエッチな顔、もっと見せて?」
「ゃ……ぁ」
そんな恥ずかしいこと言わないでほしい。どれほど淫らな表情をしているのか、自分が一番よく知っているから。
小さく抵抗したのだが、その声と表情さえも悠真の雄の部分に刺激を与える結果となってしまう。
足をシーツの上で滑らし、快楽をどうにかして発散させようとする。
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