スパダリな夫はケダモノな本性を隠せない
これで明日は、人妻らしいことができる。おはようのキスをして、彼を起こしちゃおう。
美味しい朝食を作りたい。何を作ろうかな。悠真は喜んでくれるだろうか。
そんなことを考えていたのだが、すぐさま頭が真っ白になってしまった。
キスが濃厚なものへと変化し始めたからだ。
彼の手は凪沙の身体を這い回り始め、タオルケットを剥ぎ取ってしまう。
そして悠真が凪沙に覆い被さったと思ったら、首筋に彼の吐息が当たった。
フッと息を吹きかけられてしまい、「あぁ!!」と声を上げてしまったのだ。
思わず目を開けてしまうと、彼と視線が絡み合う。
「寝たふりをするなんて、悪い子だ。もっとかわいがってっていうおねだりかな?」
完全に悪事がバレてしまっていた。なぜかそんな凪沙の行動を「かわいい」などと言い、挙げ句「もっとして欲しい」というおねだりだと勘違いされてしまう始末。
結局、昨夜もそのまま彼に美味しくいただかれてしまった。
「これはもう、勇気を出して言うべきかな」
あまりにも妻として、この現状はよろしくないだろう。
美味しい朝食を作りたい。何を作ろうかな。悠真は喜んでくれるだろうか。
そんなことを考えていたのだが、すぐさま頭が真っ白になってしまった。
キスが濃厚なものへと変化し始めたからだ。
彼の手は凪沙の身体を這い回り始め、タオルケットを剥ぎ取ってしまう。
そして悠真が凪沙に覆い被さったと思ったら、首筋に彼の吐息が当たった。
フッと息を吹きかけられてしまい、「あぁ!!」と声を上げてしまったのだ。
思わず目を開けてしまうと、彼と視線が絡み合う。
「寝たふりをするなんて、悪い子だ。もっとかわいがってっていうおねだりかな?」
完全に悪事がバレてしまっていた。なぜかそんな凪沙の行動を「かわいい」などと言い、挙げ句「もっとして欲しい」というおねだりだと勘違いされてしまう始末。
結局、昨夜もそのまま彼に美味しくいただかれてしまった。
「これはもう、勇気を出して言うべきかな」
あまりにも妻として、この現状はよろしくないだろう。