Lemon Sour〜愛を信じたあの頃〜

妙に近い男女の距離
おかしくない？

女側の彼氏は気にしない様子
気になるのは私だけ？


笑う男の子
私の好きな人
君の眼中に、私なんかいない

言いよる女の子
私の親友

可愛くて、素直で、純粋で
男が求める物、全てを持っている

知ってるけど…

私が好きだって知ってて、誰よりもその気持ちの大きさを知っている
その配慮をしてほしいってのは、私のわがまま？



恋愛なんて結局はズルくても、手に入れた事実が勝つ

同じ人を好きになってはダメなんてルールはないし
略奪愛も犯罪でもなんでもない
友達の好きな人に近づいちゃいけないなんて、人間が勝手に友情のルールとして認識したもの

わかってるけど…


頭部座席で笑い合う2人
聞こえるくる声
そんな2人を羨ましいと思いながらも会話に入れず見る、後部座席に座る私

明らかに、さっき誰も入る間を与えず隣に座ったよね
私が隣に座る当たり前なんてものもないけど



いつも笑いながら聞いてる腹黒エピソード

「男落とすなんでゲームだよぉ」
「攻略法やってみたらコロコロ落ちてってさ〜」
「高校の親友の彼氏に試したら私に惚れちゃって〜」

思い返す言葉たち
あなたが笑顔で発した毒


まさか…