片想いをしていたエリート同期がお見合い相手でした。
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「あっ、心茉〜」
会社から歩いて行けるところにある居酒屋さん。ドアを開ければ橘花と営業部の姫野くん、支社勤務の白川がもうすでに飲んでいた。
「お疲れさま」
「お疲れ〜」
この集まりは同期会だ。新入社員のオリエンテーションキャンプで同じグループで配属先は違ったけどそれから結構一緒にいることが多かったメンバー。
今は部署も異動してしまって私と橘花以外違う場所だがグループメッセージは繋がっていて定期的に飲み会を開催している。