マーメイド・セレナーデ
第六楽章


幾度の不安の夜を越えて、寂しさを眼を閉じてやり過ごす。

問うた視線を逸らされて、そっと目を閉じる。

不安な気持ちを押さえ込んで、口を閉ざす。


明日になったら


その応えを得てから、分かったとあごを引くの。


だから、もう少し。
信じさせてよ。

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