マーメイド・セレナーデ
「そうゆう顔にキスしたかった、ずっと」
「そうゆう顔って………」
「俺のこと意識しまくってる顔に決まってんだろ」
にやりと音が付きそうな笑みに変わらない翔太がいた。
「すきだ、と言えばよかったのか……」
だけどすぐにあたしの横に顔を埋め、ぼそりと小さくつぶやいた。それは本当に本当に小さな声で聞き取りにくいほど。
大の男があたしにのしかかってきて本当は苦しい。
だけど触れ合うすべての身体から伝わる鼓動に安心する。
ずっとずっとほしかった体温、鼓動。
すべてすべて手に入れた気持ち。
きらいだなんてもう言い飽きた。
もうずっとすきだと心が叫んでた。
「そうゆう顔って………」
「俺のこと意識しまくってる顔に決まってんだろ」
にやりと音が付きそうな笑みに変わらない翔太がいた。
「すきだ、と言えばよかったのか……」
だけどすぐにあたしの横に顔を埋め、ぼそりと小さくつぶやいた。それは本当に本当に小さな声で聞き取りにくいほど。
大の男があたしにのしかかってきて本当は苦しい。
だけど触れ合うすべての身体から伝わる鼓動に安心する。
ずっとずっとほしかった体温、鼓動。
すべてすべて手に入れた気持ち。
きらいだなんてもう言い飽きた。
もうずっとすきだと心が叫んでた。