御曹司様はあなたをずっと見ていました。
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今日は天気も良いので、昼食を裕子と近くの公園で食べることにした。
そして、公園で食べる理由はもう一つあった。
「ねぇ梨沙。…真紀ちゃんって、なんか裏がありそうだよね。」
裕子は少し怒り口調で話し始めた。
真紀ちゃんの話もしたかったので、私達は公園で昼食を食べることにしたのだ。
「…う…うん。やっぱり裕子も感じたよね…睨んだような鋭い目。」
やはり、気のせいではなく、真紀ちゃんは私達を睨んだのだ。
「…梨沙、妹といっても、血のつながりが無いんでしょ…気を付けたほうが良いよ。」
人を疑うのは好きではないが、何か嫌な予感がする。
少なくとも、真紀ちゃんは、私と裕子を良く思っていない事は確かなようだ。