年下御曹司の箱入り家政婦
繋がるからだと心
Side櫻介
仕事が一段落した櫻介と斗真は
LA観光にグリフィス天文台へと
夜景を見に訪れていた。
「わぁーーLA最高ーーー!!」
斗真は天文台から
大はしゃぎで騒いでいる。
「お前はいいよな。
たとえ彼女がいなくても幸せそうで...」
なぜこの夜景を
一緒に見ているのが
可愛い羽菜ちゃんではなく
よりによって斗真なのか...
羽菜ちゃんとホテルの窓から見た夜景は
あんなにも心揺さぶられたのに
斗真と見るこの夜景は何の感動も無い。
100万ドルの夜景も一緒に見る人によって
こうも違うものかと僕はキラキラと輝く町並みを眺めながら息を吐いた。
「あっ?なんだお前、彼女出来たからってちょいちょい自慢してくんなよな(怒)」
羽菜ちゃんと付き合ってから、何百回と聞かされたノロケに斗真は顔を顰めた。
「ただの彼女じゃないよ!!
可愛くて優しい彼女が日本で
僕の帰りを待っているんだ♫
早く逢いたいなぁ♫」
「うっざ!!ウルトラ級にウザいなお前。」
斗真は苦々しい顔を向けながら
わざとからかうような言い方で挑発してくる。
「なんとでも言え。
今は斗真に何を言われたところで僕の幸せな気持ちは打ち消すことはできないんだから」
そう言いながらも、櫻介は隣で夜景を眺める斗真の足を思い切り踏みつけた。
仕事が一段落した櫻介と斗真は
LA観光にグリフィス天文台へと
夜景を見に訪れていた。
「わぁーーLA最高ーーー!!」
斗真は天文台から
大はしゃぎで騒いでいる。
「お前はいいよな。
たとえ彼女がいなくても幸せそうで...」
なぜこの夜景を
一緒に見ているのが
可愛い羽菜ちゃんではなく
よりによって斗真なのか...
羽菜ちゃんとホテルの窓から見た夜景は
あんなにも心揺さぶられたのに
斗真と見るこの夜景は何の感動も無い。
100万ドルの夜景も一緒に見る人によって
こうも違うものかと僕はキラキラと輝く町並みを眺めながら息を吐いた。
「あっ?なんだお前、彼女出来たからってちょいちょい自慢してくんなよな(怒)」
羽菜ちゃんと付き合ってから、何百回と聞かされたノロケに斗真は顔を顰めた。
「ただの彼女じゃないよ!!
可愛くて優しい彼女が日本で
僕の帰りを待っているんだ♫
早く逢いたいなぁ♫」
「うっざ!!ウルトラ級にウザいなお前。」
斗真は苦々しい顔を向けながら
わざとからかうような言い方で挑発してくる。
「なんとでも言え。
今は斗真に何を言われたところで僕の幸せな気持ちは打ち消すことはできないんだから」
そう言いながらも、櫻介は隣で夜景を眺める斗真の足を思い切り踏みつけた。