年下御曹司の箱入り家政婦
おまけストーリー☆新の恋
side 新
長年思い続けていた夢島に振られてから、
年も変わり、俺は開店した新店舗で新しいスタートを
切っていた。
夢島のことを完全に吹っ切れたかというと
嘘になるが、日々の慌ただしさでのお陰で
思い出して胸が痛むことも徐々に減ってきたと思う。
だけど先日夢島の結婚式に出席したときに
夢島の幸せそうな姿を目にして
嬉しい反面やはり自分がその隣にいたかった
という悔しい思いもあった。
だけどその夢はもう叶わないのだから
諦めるしかない。
俺は鍋に入ったミネストローネのスープを
お玉で少量すくうと小皿に移して
味見をした。
うん。あと少し塩を足すか...
俺が塩を探していると
がっちゃーーーーん
厨房内にけたたましい音が鳴り響いた。
長年思い続けていた夢島に振られてから、
年も変わり、俺は開店した新店舗で新しいスタートを
切っていた。
夢島のことを完全に吹っ切れたかというと
嘘になるが、日々の慌ただしさでのお陰で
思い出して胸が痛むことも徐々に減ってきたと思う。
だけど先日夢島の結婚式に出席したときに
夢島の幸せそうな姿を目にして
嬉しい反面やはり自分がその隣にいたかった
という悔しい思いもあった。
だけどその夢はもう叶わないのだから
諦めるしかない。
俺は鍋に入ったミネストローネのスープを
お玉で少量すくうと小皿に移して
味見をした。
うん。あと少し塩を足すか...
俺が塩を探していると
がっちゃーーーーん
厨房内にけたたましい音が鳴り響いた。