運命の出逢い-あの日助けてくれた彼は…-
私はその場に座り込んだ…なんなの
彼との思い出が一気に浮かんで涙が出そうになる
少しは気づいてた彼が少しずつ私と距離を取ってるのをそれを私気付かないふりをずっとしてた

凄い幸せな空気が漂ってるこの場所から
今すぐ逃げ出したくて近くのBARに入る
お酒はほとんど飲まないけど今日は飲んでやる

ハイペースで次々とお酒を頼んで飲んでいく
「カクテル美味しい」「ありがとうございます」
時計を見ると終電間近だった帰るつもり今日は無かったけど帰らなきゃ、、
足元がふらつくが何とかお会計をして
駅まで向かう…クラクラするヤバい

倒れそうになる私を誰かが咄嗟に肩を掴む
「1人?可愛いね〜良かったら俺らと飲もうよ〜って結構酔ってるねどっか休む?」

お酒を飲んでるから更に吐き気がする
チャラそうな2人に私は両肩支えられてる最悪
「ごめんなさい今日は帰りたい」
「そんな事言わずに〜ねえいこーよ」

ふらつく足元だから抵抗する力なんて出ない
もう私今日で全て失いそうな予感する
もうどうでもいい、、




「俺の彼女に君達何してんの?」

私の肩から2人共手を離す必死に後ろを向くと
冷たく睨む雑誌から飛び出てきたようなイケメンが2人を見下ろしてた

「いや〜酔ってたんで助けただけなんですいません〜」
そそくさに走って逃げていったって私今度は
もうなんなんのこの運の悪さあっちの人だよ

私は絶望して気づいたら意識が遠のいた
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