消えた影
「僕、見たんです!黒マントの怪人……あれは八百面相です!」
そう言って交番に駆け込んできたのは塾帰りの小学五年生山田アキラくん(仮)。
その話を、警察官は初め本気にしなかった。
「身長二メートルを超す針金のようにやせ細った黒ずくめの怪人」がビルの合間から現れて、風のように消えていったなどという話を信じられるわけがない。
てっきり少年の作り話だと思ってしまったのだ。
ところが、そのビルのオーナーから「家宝の仏像を盗まれた」と通報が入り、交番は大騒ぎになった。
噂の怪盗、『八百面相』は実在したのだ。
ビルのオーナーの元には数日前、予告状が送りつけられていた。
こちらもイタズラだと、本気にしていなかったのである。
「知り合いの鑑定士が来たので、仏像を預けたんです……」
オーナーは信じられないというように呟く。
後になって、その鑑定士が別の場所にいたことが分かったのだ。
仏像を見せてほしいと現れたのは、変装した怪盗『八百面相』だったのである!
そう言って交番に駆け込んできたのは塾帰りの小学五年生山田アキラくん(仮)。
その話を、警察官は初め本気にしなかった。
「身長二メートルを超す針金のようにやせ細った黒ずくめの怪人」がビルの合間から現れて、風のように消えていったなどという話を信じられるわけがない。
てっきり少年の作り話だと思ってしまったのだ。
ところが、そのビルのオーナーから「家宝の仏像を盗まれた」と通報が入り、交番は大騒ぎになった。
噂の怪盗、『八百面相』は実在したのだ。
ビルのオーナーの元には数日前、予告状が送りつけられていた。
こちらもイタズラだと、本気にしていなかったのである。
「知り合いの鑑定士が来たので、仏像を預けたんです……」
オーナーは信じられないというように呟く。
後になって、その鑑定士が別の場所にいたことが分かったのだ。
仏像を見せてほしいと現れたのは、変装した怪盗『八百面相』だったのである!