ずっと、好きなんだよ。
栄木さんがふふっと笑う。
飲みかけのメロンソーダをごくごくと飲み干し、ぷはぁっと盛大に声を上げる。
そんなところは変わっていない。
わたしの知っている栄木夏音だ。
「わたしの一番は自分の夢。将来は翻訳家になって世界中の児童文学を翻訳して子供達に夢を与えたい。それが一番で、今はそのために勉強したり留学したり、色んな経験を積みたい。知らない世界を知りたいんだ。今までは弱くて守られてばかりだったわたしがれおくんのお陰で強くなれて成長したからこそ見つけられた夢。その夢をわたしは大事に育てたい。そして、わたしだけの光を放ちたいんだ」
天使は...天使だけど、
きっとあの時より何倍も大きく、強くなった。
そして、栄木さんの色で輝いてる。
...眩しい。
美しい。
それはきっと、
見つけたから。
本当の自分を。
自分がすべきことを。
自分がやりたいことを。
それはきっと...私も、同じ。
今の私なら...
間違えない。
傷つけない。
もう、何も、誰も、
傷つけずに
私らしく
歩ける。
だから...
飲みかけのメロンソーダをごくごくと飲み干し、ぷはぁっと盛大に声を上げる。
そんなところは変わっていない。
わたしの知っている栄木夏音だ。
「わたしの一番は自分の夢。将来は翻訳家になって世界中の児童文学を翻訳して子供達に夢を与えたい。それが一番で、今はそのために勉強したり留学したり、色んな経験を積みたい。知らない世界を知りたいんだ。今までは弱くて守られてばかりだったわたしがれおくんのお陰で強くなれて成長したからこそ見つけられた夢。その夢をわたしは大事に育てたい。そして、わたしだけの光を放ちたいんだ」
天使は...天使だけど、
きっとあの時より何倍も大きく、強くなった。
そして、栄木さんの色で輝いてる。
...眩しい。
美しい。
それはきっと、
見つけたから。
本当の自分を。
自分がすべきことを。
自分がやりたいことを。
それはきっと...私も、同じ。
今の私なら...
間違えない。
傷つけない。
もう、何も、誰も、
傷つけずに
私らしく
歩ける。
だから...