ずっと、好きなんだよ。
昨日は気分が良く、いつもより早く就寝できたお陰でオレは遅刻せずに到着出来た。
色んな色が行き交っている。
オレが出逢っていないだけで、世界にはまだまだたくさんの人がいるのだと痛感する。
この広い世界の中で
ものすごい確率で出逢って
同じ時を過ごした。
そんな尊い時間を共に過ごした人が帰って来る。
帰って来たら、言おう。
お帰りの後の言葉に詰まっても
辿々しくなっても
オレの言葉で想いを紡げば
きっと分かってくれる。
そういう人だと、オレが一番良く知っている。
大きな白のスーツケースを引いた小柄な女性が歩いてくる。
その歩みはオレが最後に見たあの日よりも堂々として見える。
手を引いて歩いているつもりがいつの間にか先を越され、焦って自分の存在意義さえも見失いそうになったこともあったけど、でももう大丈夫。
今のオレと
今の夏音なら
大丈夫だ。
右手を上げる。
夏音が駆け寄ってくる。
笑おう。
オレが笑えば笑ってくれる。
足音がオレの前で止まる。
自然と笑みが溢れ、続く言葉に迷いはなかった。
「お帰り、夏音」
「れおくん、ただいま」
色んな色が行き交っている。
オレが出逢っていないだけで、世界にはまだまだたくさんの人がいるのだと痛感する。
この広い世界の中で
ものすごい確率で出逢って
同じ時を過ごした。
そんな尊い時間を共に過ごした人が帰って来る。
帰って来たら、言おう。
お帰りの後の言葉に詰まっても
辿々しくなっても
オレの言葉で想いを紡げば
きっと分かってくれる。
そういう人だと、オレが一番良く知っている。
大きな白のスーツケースを引いた小柄な女性が歩いてくる。
その歩みはオレが最後に見たあの日よりも堂々として見える。
手を引いて歩いているつもりがいつの間にか先を越され、焦って自分の存在意義さえも見失いそうになったこともあったけど、でももう大丈夫。
今のオレと
今の夏音なら
大丈夫だ。
右手を上げる。
夏音が駆け寄ってくる。
笑おう。
オレが笑えば笑ってくれる。
足音がオレの前で止まる。
自然と笑みが溢れ、続く言葉に迷いはなかった。
「お帰り、夏音」
「れおくん、ただいま」