ずっと、好きなんだよ。
「転校してきたその日に恋に落ちてずっと想い続けて、やっと付き合えて…。色んな話をして色んな場所に行って色んなことをして。ずっとずっと楽しかった。何もなかったわたしを色づけてくれたのは、間違いなくれおくんだよ。だから、絶対自分を責めたりしちゃダメだからね」
「…分かった。ありがとな、夏音」
夏音はずっと優しい。
だから、好きになったんだ。
オレは夏音を好きになって同じ時間を過ごせたことを一生忘れない。
オレにとって大切な想い出だから。
オレだって夏音に色んな色を教えてもらったのだから。
「そう、それで良し。これからわたしは一人になるけど、なんかね不思議と心が軽いんだぁ。たぶんね、今までより好きな自分を見つけられたから。
れおくんに導かれて成長して、知らない場所に行ってもっと成長してね、わたし...強くなれた。自分をもっと好きになれた。わたしの礎?基盤?みたいなもの、作ってくれてありがとう。ほんっとぉにありがと。
てことで?て言うのも変だけど...まいっか。最後に握手しよ」
夏音が小さな手のひらを差し出す。
握り返せば終わる。
これで全て、終わりだ。
でも、きっと...前向きな終わり。
始めるために終わるんだ。
「…分かった。ありがとな、夏音」
夏音はずっと優しい。
だから、好きになったんだ。
オレは夏音を好きになって同じ時間を過ごせたことを一生忘れない。
オレにとって大切な想い出だから。
オレだって夏音に色んな色を教えてもらったのだから。
「そう、それで良し。これからわたしは一人になるけど、なんかね不思議と心が軽いんだぁ。たぶんね、今までより好きな自分を見つけられたから。
れおくんに導かれて成長して、知らない場所に行ってもっと成長してね、わたし...強くなれた。自分をもっと好きになれた。わたしの礎?基盤?みたいなもの、作ってくれてありがとう。ほんっとぉにありがと。
てことで?て言うのも変だけど...まいっか。最後に握手しよ」
夏音が小さな手のひらを差し出す。
握り返せば終わる。
これで全て、終わりだ。
でも、きっと...前向きな終わり。
始めるために終わるんだ。