ずっと、好きなんだよ。
咳をしながら文句を言ったり、笑ったり。


こんな時もあったんだよなぁって思い出した。


小学生に戻ったような気分になった。


あの頃は、たぶん私が1番そばにいて、


1番笑わせてもらっていたと思う。


ずっと見ていたかった。


太陽のような眩しい笑顔を。


それに導かれたから、私は今も生きられている。


キミのお陰、なんだよ。


だから、辛い時はそばにいさせて。


出来る限りのことをさせてほしい。


もらったものを倍にして返したい。


そう、思うんだ。


どれだけいじられたっていい。


1番に想ってもらえなくてもいい。


それでたまに胸が痛くなったっていい。


今、この瞬間、私が世界中の誰より笑っていられるなら、


それがきっと、


私の幸せだから。


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