原作者の私ですが婚約者は譲っても推しのお義兄様は渡しません!
お嬢様はこのままで、と引き留めるルシルに構わず、ロザリンドは校舎から出た。
ルシルは申し訳なさと心配と腹立ちが混じった様な表情だ。
『護衛初日からお嬢様にご迷惑をおかけして!』
何を口にしたのか知らないが、オズワルドが元気になったら、この件は締め上げてやるから、と彼女は決めた。
「彼は昼食は皆と一緒にウチで食べたの?」
「そうです、料理長が作ったシチューです」
同じ頃に昼食を食べているルシルやマルコムが
何事も無いという事は、シチューには何も混入されていなかったのだ。
オズワルドは昼食後に何か食べたのだろう。
それとも……
口から摂取した毒物じゃないのだろうか?
急ぐロザリンドの脳裏に色々な可能性が浮かんだ。
ルシルは申し訳なさと心配と腹立ちが混じった様な表情だ。
『護衛初日からお嬢様にご迷惑をおかけして!』
何を口にしたのか知らないが、オズワルドが元気になったら、この件は締め上げてやるから、と彼女は決めた。
「彼は昼食は皆と一緒にウチで食べたの?」
「そうです、料理長が作ったシチューです」
同じ頃に昼食を食べているルシルやマルコムが
何事も無いという事は、シチューには何も混入されていなかったのだ。
オズワルドは昼食後に何か食べたのだろう。
それとも……
口から摂取した毒物じゃないのだろうか?
急ぐロザリンドの脳裏に色々な可能性が浮かんだ。