嘘も孤独も全部まとめて
そしてしばらくすると警察官がやって来た。

あたしの叫び声を聞いて、近所の人が通報したらしい。

その時は叫び声がどこから聞こえてきたのか特定できなかったから、聞こえてきた近辺を捜索しているとのことで、『うちは子供が居ないので』と言う母親の一言で警察官は帰っていった。

そして『お前のせいで警察に目をつけられたらどうするんだ』と怒鳴った母親に、助けを求めても無駄だと中学生にしてすべてを諦めた。

そして犯される頻度も週一から週二や週三に増え、それが毎日になるまでそんなに時間はかからなかった。
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