嘘も孤独も全部まとめて
※※※
「ねぇねぇ」
リビングのソファーで本棚にあった本を読んでいたら声を掛けられた。
顔を上げると、緑色の髪の毛をした子が向かい側に座り、両手で頬杖をついてあたしを見上げる。
「今日来た子だよね?」
「あ…はい」
「私、心咲。あなたは?」
「杏里紗…です」
ニコニコしてすごく愛想がいい。
緑色の髪の毛だけど、所々白のメッシュが入っている。
「アリサちゃんって呼んでいい?私も心咲でいいし」
「こはる…ちゃん…」
「よろしくね」
こんなに人懐こい人、居るんだ…。
「ねぇねぇ」
リビングのソファーで本棚にあった本を読んでいたら声を掛けられた。
顔を上げると、緑色の髪の毛をした子が向かい側に座り、両手で頬杖をついてあたしを見上げる。
「今日来た子だよね?」
「あ…はい」
「私、心咲。あなたは?」
「杏里紗…です」
ニコニコしてすごく愛想がいい。
緑色の髪の毛だけど、所々白のメッシュが入っている。
「アリサちゃんって呼んでいい?私も心咲でいいし」
「こはる…ちゃん…」
「よろしくね」
こんなに人懐こい人、居るんだ…。