嘘も孤独も全部まとめて
「居るって言ったらどーすんの?」
「……」
唇を『へ』の字にして視線を天井に向け、何やら考え込んでいる。
「もしそうなら、別れさせる」
「はぁっ?」
やっぱり因幡さんおかしくなったんじゃ…。
「で?居るの?居ないの?」
あたしを抱き締めた手が、腰や背中を撫でる。
「――っ…やっ、ん…」
耳元で囁かれ、全身に甘い痺れが走った。
シェルターを出て一人暮らしを始めても、因幡さん以外の男にはまったく興味もなくなって。
でも因幡さんに触れられるだけでずっと眠っていた体が疼く。
「……」
唇を『へ』の字にして視線を天井に向け、何やら考え込んでいる。
「もしそうなら、別れさせる」
「はぁっ?」
やっぱり因幡さんおかしくなったんじゃ…。
「で?居るの?居ないの?」
あたしを抱き締めた手が、腰や背中を撫でる。
「――っ…やっ、ん…」
耳元で囁かれ、全身に甘い痺れが走った。
シェルターを出て一人暮らしを始めても、因幡さん以外の男にはまったく興味もなくなって。
でも因幡さんに触れられるだけでずっと眠っていた体が疼く。