嘘も孤独も全部まとめて
何気ない日常 -透side-
「あ、おはようございます」
「おはよ」
「どうされたんですか?何か朝からすごく眠そうに見えますけど…」
出勤して机に鞄を置くと、雑巾を片手に机を拭いていた戸田香純が俺の方を向いて不思議そうな顔をした。
「いや…昨日、野良猫を拾っちまって…」
「えっ!因幡さんの住んでるところって、ペットオッケーなんですか!?」
気になるところ、そこかよ…。
「いや…。だからどうしようか迷ってる」
中野杏里紗…。
行方不明者届が出てるとは思えないし、一回アイツんとこに確認してみるか。
「おはよ」
「どうされたんですか?何か朝からすごく眠そうに見えますけど…」
出勤して机に鞄を置くと、雑巾を片手に机を拭いていた戸田香純が俺の方を向いて不思議そうな顔をした。
「いや…昨日、野良猫を拾っちまって…」
「えっ!因幡さんの住んでるところって、ペットオッケーなんですか!?」
気になるところ、そこかよ…。
「いや…。だからどうしようか迷ってる」
中野杏里紗…。
行方不明者届が出てるとは思えないし、一回アイツんとこに確認してみるか。