スパダリ御曹司に年下看板娘は、溺愛で包囲されました。


「ありがとう」

「いえ……」


 私はこの場を去ろうとすると「あのっ」と声が聞こえて振り向く。


「すみません、自己紹介をしていなかったよね。これ、私の名刺です」


 彼の名刺を受け取りそれを見ると【御縁 興祐】と書かれておりその右側には【御縁食料株式会社 専務】と小さく記されていた。

 ……この人、めちゃくちゃ偉い人なんじゃ?


< 13 / 49 >

この作品をシェア

pagetop