スパダリ御曹司に年下看板娘は、溺愛で包囲されました。
「どうか俺と結婚してくれないだろうか」
「えっと、それはビジネスが絡んだ結婚ということでしょうか?」
「……まぁ、そういうことにしておこうか」
「でも、私はまだ十八歳です。祖父母に保証人になってもらわないといけません」
「大丈夫、もうサインがあるから」
御縁さんは「ほら」といいながらもう記入済みの婚姻届を取り出した。保証人の欄には祖母の名前と印鑑が押されていた。
いつの間に……