スパダリ御曹司に年下看板娘は、溺愛で包囲されました。


「疲れたよね? お風呂入ろうか」

「そう、ですね」


 興祐さんは好きだって言うけど、本当はビジネスのための結婚で……だから私のこと抱く気持ちになれないってことだよね。

 泣きそうな気持ちを抑えて「興祐さん、先に入ってくださいっ」と言ってトイレに駆け込んだ。

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