スパダリ御曹司に年下看板娘は、溺愛で包囲されました。
根本は辛辣な言葉を並べておもいっきり心をグサグサ刺してくる。
「確かにその通りだけど……っ」
「だけど、告白通り越して求婚するとは思わなかった。それよりも【ふじの】の店を訪問前に奥さんに一目惚れして、なかなかお店に入れなくて一週間くらい掛かったなんてヘタレすぎて笑えるし」
「そ、そんなこと今言うなよっ! 誰かに聞かれたらどうするんだ」
「まぁいいじゃん。可愛すぎて手なんか出せない! とか言ってたお前が、結婚式の夜に手を出すなんて」
あああ……! 自分で思い出しても悶えてしまう。