スパダリ御曹司に年下看板娘は、溺愛で包囲されました。
「……ありがとう、全て美味しかったよ。じゃあ、今飲んだお茶全てもらおうかな。今頂いたお饅頭もあったら欲しいんだけどいいだろうか?」
「えっ、あ、ありがとうございますっ! あの、お饅頭ならあります! 何個でしょうか?」
「在庫はいくらあるかな?」
「五つです」
「では、五つでお願いしたい」
この人は何をやってる人なんだろうか、こんなに茶葉を買ってお饅頭は五個も買って……何者なんだろうか。
そう思いながらも、お饅頭を容器に入れると彼はまさかのエコバックを出した。