兄の好きな人 第一部
「おにぃ…ちゃ…」




「裕子…好きだよ」





「私もっ…ふぁ…好きぃ…」











ピピピピピ











「あつ…」





体中汗びっしょり



あんな夢見たせいだ



あんた幸せで残酷な夢を






裕子とあんな風に愛し合えたら



どれだけ幸せなんだろう





あのまま夢の中にいられたら





俺は世界中で一番幸せだった






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