兄の好きな人 第一部
「おいで。裕子」







俺は裕子を自分の足の間に引き寄せた






「美和さん私のこと嫌いなのかな…。なんか前も怒ってるみたいな顔してた…」





「あんまり笑ったりしないヤツだからさ。



裕子を嫌うヤツなんかいるわけないだろ?」




「お兄ちゃんたら。ふふ。優しいね。」






「俺は裕子に甘甘だからな」




「えへへ。」







裕子いい匂いだ…





西田とさっきキスしてたことなんて忘れ去ってしまう






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