兄の好きな人 第一部
ガチャ







「!





…裕子おかえり。
シチュー作ったんだけど一緒に食べよ?」







「いらない…」







足早に部屋に戻る裕子





俺は裕子の手首をつかんだ






「待って…。
ちゃんと話聞いてほしい。
俺軽い気持ちで裕子のこと…抱いたわけじゃないんだ」





「私達…







兄妹なんだよ?







恋人同士になんかなれるわけないじゃない」







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