兄の好きな人 第一部
俺はその手袋を手に
帰り道をブラブラ歩いていた






「!」







向かいの道に
裕子と達也が並んで歩いていた






裕子は俺に気付いたみたいだけど




目をそらされた








ズキン






やっぱりツラいな…




もうずっとこのままなんだろうか






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