兄の好きな人 第一部
「お兄ちゃんおかえりなさい。荷物持つよ」






裕子が玄関から出てきてくれた





俺に笑顔をむけてくれる…




嬉しい







「さぁ。今日は奮発しちゃったわよ」






テーブルの上には俺の好物が並ぶ






「うまそう。
いただきます」









なんか少し前に戻ったみたいだ






裕子との間にもなんにもなかったみたい






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