兄の好きな人 第一部
別れ
そして
別れの日が来た
「裕也いつでも帰ってきなさいね。なんか必要な物あったら送るから」
「あんまり遊びすぎるんじゃないぞ」
「わかってるって」
電車の時間が近づいてくる
裕子は親の横で下を向いて黙っている
「ほら…。裕子もなんか言いなさい。
しばらくお別れなんだからね」
しばらくとかなんじゃないんだけど
別れの日が来た
「裕也いつでも帰ってきなさいね。なんか必要な物あったら送るから」
「あんまり遊びすぎるんじゃないぞ」
「わかってるって」
電車の時間が近づいてくる
裕子は親の横で下を向いて黙っている
「ほら…。裕子もなんか言いなさい。
しばらくお別れなんだからね」
しばらくとかなんじゃないんだけど