兄の好きな人 第一部
「ただいまぁ」








家のドアをあけると



カレーのいい匂いがした。








「おかえりなさぁい。

もうちょっとでご飯できるから待ってて。



今日のカレーは自信作だよ」






「うん。すごくいい匂いする」







ソファに腰掛けながら


キッチンで料理をする裕子を見る








チェックのエプロンで忙しそうに料理をしている






長い髪を後ろで一つにまとめる








可愛いなぁ…





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