兄の好きな人 第一部
動悸
「お兄ちゃんっ。一緒にテレビみよっ」





「うん…」







食器を片付けた後裕子はソファの前に座ってビデオを探し始めた







「お兄ちゃんここ」







「…」








裕子のいつもの定位置






俺の脚の間に入って俺の胸にもたれながらいつもテレビを見る







これ…いつもなんだけどかなりの拷問…




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