兄の好きな人 第一部
「はぁ」





てか西田に八つ当たり…


しちまったな







あいつに当たったって仕方がないのに


















「あっ。お兄ちゃん」








裕子が家の前に彼氏と一緒に立っていた。








「今から私の家で遊ぼうと思ってたんだぁ。

お兄ちゃんも一緒に喋ろっ」






「え。俺お邪魔だろ」



「うぅん。達也もお兄ちゃんとしゃべってみたかったんだって」






「え」






< 91 / 276 >

この作品をシェア

pagetop