涙―RUI―
序章 プロローグ
「純愛」なんて嘘だと思ってた。


「純愛」なんて幻想だと思ってた。


「純愛」なんてばかばかしいと思ってた。






でもね、
でも、あなたに出逢えたから。






あなたに出逢えたから、

私はかわった。
私は気づいた。





私はまだ、本当に誰かを好きになったことがなかっただけだったんよね。

だから知らなかったんだよね。







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