涙―RUI―
第三章 絆-KIZUNA-
ひとつ。
付き合い始めて半年たったある日…
秋の穏やかな日、私たちはデートに出かけた。
最近、試験勉強ばっかりで遊んでなかったもんね。
「ルイ、たまには土日に泊まりでどっか行かない??」
「…行こうか…」
まさか急に言われると思ってなかったから、
すっごくビックリしたよ。
でも、もう半年一緒にいるんだし、
…そろそろ、そういうことがあってもおかしくないよね。
ヨウは私をすごく大切にしてくれる。
だから、次は私が、ヨウを、ヨウの気持ちを大切にしたいと思ったんだよ。
秋の穏やかな日、私たちはデートに出かけた。
最近、試験勉強ばっかりで遊んでなかったもんね。
「ルイ、たまには土日に泊まりでどっか行かない??」
「…行こうか…」
まさか急に言われると思ってなかったから、
すっごくビックリしたよ。
でも、もう半年一緒にいるんだし、
…そろそろ、そういうことがあってもおかしくないよね。
ヨウは私をすごく大切にしてくれる。
だから、次は私が、ヨウを、ヨウの気持ちを大切にしたいと思ったんだよ。