涙―RUI―
第六章 巣立ち-SUDACHI-

卒業。

私は小さなビンに
少しの灰と、小さなかけらを貰っていれた。






握りしめたとき
本当に一人になってしまったんだと思った。








本当は、認めたくない。
本当は、嘘であって欲しい…









ねぇ、
あなたのいない世界は









…真っ暗で、先も見えないよ。
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