涙―RUI―
きっとジュンは複雑だったよね??




ヨウとの思い出の場所だって
話したことあったから。












「ジュン、観覧車に乗ろうよ」

「そうだな。そろそろ帰らないといけないし…」




思いつめた私の顔を見ながら、
ジュンは不安そうにうなづいた。













私は、一番高いこの場所で
ジュンへ想いを伝えることに決めていたから。
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