雨宮課長に甘えたい【2022.12.3番外編完結】
課長は十分でチャーハンと、卵スープを作ってくれた。課長にくっつきながらその手際の良さに感心する。
課長は大学生の時から一人暮らしをしているそう。家事はけっこう好きで、特に料理が好きだそうだ。土日に自分でお惣菜をまとめて作って、冷凍しておくと教えてくれた。
「なんか、お母さんみたい」
私の感想に課長が苦笑いを浮かべる。
「やっぱり? 俺もちょっとそう思う。さあ、食べよう」
ソファ前のローテーブルの上は今、課長が並べた二人分のチャーハンと卵スープがある。出来立ての湯気が流れていて美味しそう。
「いただきます」
しっかりと手を合わせてからいただいた。
うわっ、チャーハン、パラパラで美味しい! 刻んだ紅しょうがと醤油とごま油の加減がいい。だけど、紅しょうがあったかな?
「あの、課長、紅しょうがはどこから?」
「冷蔵庫の卵を入れる所の脇に小袋のがあったよ」
あっ、今週、牛丼をテイクアウトしたんだ。その時に紅ショウガを使わなくて取っておいたんだった。
墓穴掘った。
なんか恥ずかしい。
課長は大学生の時から一人暮らしをしているそう。家事はけっこう好きで、特に料理が好きだそうだ。土日に自分でお惣菜をまとめて作って、冷凍しておくと教えてくれた。
「なんか、お母さんみたい」
私の感想に課長が苦笑いを浮かべる。
「やっぱり? 俺もちょっとそう思う。さあ、食べよう」
ソファ前のローテーブルの上は今、課長が並べた二人分のチャーハンと卵スープがある。出来立ての湯気が流れていて美味しそう。
「いただきます」
しっかりと手を合わせてからいただいた。
うわっ、チャーハン、パラパラで美味しい! 刻んだ紅しょうがと醤油とごま油の加減がいい。だけど、紅しょうがあったかな?
「あの、課長、紅しょうがはどこから?」
「冷蔵庫の卵を入れる所の脇に小袋のがあったよ」
あっ、今週、牛丼をテイクアウトしたんだ。その時に紅ショウガを使わなくて取っておいたんだった。
墓穴掘った。
なんか恥ずかしい。