雨宮課長に甘えたい【2022.12.3番外編完結】
ピンポーン
一時間かけてきんぴらごぼうと肉じゃがを作り終わった頃、インターホンが鳴る。
私の二品目のピーマンの肉詰めと、まりえちゃんの二品目の餃子に取り掛かっている栗原さんはキッチンから出る余裕はなく、
「こうくん、みっくん、出て!」
と家中に響くような大声で言った。
そんな栗原さんがお母さんって感じがして、ほっこりする。
「こうくん、みっくん、出て~!」
餃子の具を包みながらまりえちゃんが栗原さんのマネをする。
中々かわいいママだ。
「はーい」
こうくん、みっくんの声が同時に響いて可愛い。
そして、玄関へ駆けて行く足音。
「おー! たっくんだ!」
玄関から賑やかな声がした。
お友達かな?
「ママ―! たっくんが来た―!」
キッチンにこうくんか、みっくんのどちらかが報告に来た。
「丁度良かった。みっくん連れて来て」
栗原さんの指示でバタバタとみっくんが玄関へ戻る。
そして、こうくんとみっくんが手を引っ張って連れてくる。
「ママ、たっくん」
こうくんとみっくんの声にピーマンの肉詰めから、後ろに立つ人物に視線を移すと、思いがけない人が立っていた。
「雨宮課長!」
まりえちゃんの声がキッチンに響いた。
一時間かけてきんぴらごぼうと肉じゃがを作り終わった頃、インターホンが鳴る。
私の二品目のピーマンの肉詰めと、まりえちゃんの二品目の餃子に取り掛かっている栗原さんはキッチンから出る余裕はなく、
「こうくん、みっくん、出て!」
と家中に響くような大声で言った。
そんな栗原さんがお母さんって感じがして、ほっこりする。
「こうくん、みっくん、出て~!」
餃子の具を包みながらまりえちゃんが栗原さんのマネをする。
中々かわいいママだ。
「はーい」
こうくん、みっくんの声が同時に響いて可愛い。
そして、玄関へ駆けて行く足音。
「おー! たっくんだ!」
玄関から賑やかな声がした。
お友達かな?
「ママ―! たっくんが来た―!」
キッチンにこうくんか、みっくんのどちらかが報告に来た。
「丁度良かった。みっくん連れて来て」
栗原さんの指示でバタバタとみっくんが玄関へ戻る。
そして、こうくんとみっくんが手を引っ張って連れてくる。
「ママ、たっくん」
こうくんとみっくんの声にピーマンの肉詰めから、後ろに立つ人物に視線を移すと、思いがけない人が立っていた。
「雨宮課長!」
まりえちゃんの声がキッチンに響いた。