だいたい死ぬ悲運の王女は絶対に幸せになりたい!〜努力とチートでどんな運命だって変えてみせます〜
ハミルディーヒ王国の奴等のルートで何でフォーロイトの城に引きこもるアミレスが死ぬの? って思うだろう。
前作では、アミレスはミシェルちゃんを殺すよう皇帝から勅命を受けハミルディーヒ王国に行き、結果的に皇帝とかに殺される。
二作目では──何も無いのだ。まるで忘れ去られたかのように、アミレスは全く本編にも絡んで来ない。それなのにアミレスはがさつに殺される。
何が酷いって、シナリオ上で明確な死亡シーンがあるならまだ良かったものの、いくつかのルートでのアミレスの行く末に至っては公式ファンブックのスタッフトークみたいな部分で『アミレス? まぁ〜多分ミシェルに手出し出来なくなった責任を押し付けられて斬首刑とかじゃないかな(笑)』みたいな感じで書かれていただけなのだ!
本ッ当に傍迷惑な話よ。ていうか公式さんどんだけアミレス嫌いなのよ!!
アミレスの明確な死亡描写がシナリオ上に存在するのはフリードル、ミカリア、マクベスタ、サラの四つのルート。
……ただ、マクベスタのルートで起きたアミレスの事故死に関しては、シナリオの流れとしてもあまりにも突飛な出来事だった為かアンディザファンの間で『どうせこれも皇帝の仕業』と皇帝の陰謀説が浮上し、シナリオライターの方から大体そんな感じよ〜みたいな肯定が入ってしまった。
つまりまた皇帝に殺されるのだ。フリードルのルートではフリードルに、ミカリアのルートではミカリアに、サラのルートではサラに、マクベスタとカイルとアンヘルのルートでは皇帝に…………二作目でも随一の死亡率を誇るキャラ、それがアミレスなのだ。
なんっっっっっっにも嬉しくねぇし誇らしくもねぇ。
幸か不幸か、マクベスタルートの事故死エンドの具体的な内容を把握しているから回避可能だし、ミカリアとは友達になったからミカリアルートの磔エンドも多分回避可能……と言うか、その磔エンドのきっかけになる帝国によるミシェルちゃん誘拐事件を阻止したらいい話だ。
問題はフリードルとサラ、そしてカイルとアンヘルの四つのルートだ。斬殺エンドと暗殺エンドと斬首エンド。まぁまぁ酷い三択だ。
だがしかし、フリードルとサラの方はワンチャンいけるかもしれない。そう、私は気づいてしまったのだ。
──大人しく殺られなければ私の勝ちじゃん。
まさに青天の霹靂。というかそもそもこの為に強くなろうとしてたんじゃなかったっけ、私。
「って違う違う。私は今時系列の整理をしてるんだった……ええと、それで……もしこの世界が攻略制限とか関係ない世界だったとして、ミシェルちゃんハミルディーヒ王国に行く選択肢では無くフォーロイト帝国に行く選択肢を選んだら起こるイベントはー……」
話がかなり脱線している事に気づき、慌てて軌道修正する。
前作では、アミレスはミシェルちゃんを殺すよう皇帝から勅命を受けハミルディーヒ王国に行き、結果的に皇帝とかに殺される。
二作目では──何も無いのだ。まるで忘れ去られたかのように、アミレスは全く本編にも絡んで来ない。それなのにアミレスはがさつに殺される。
何が酷いって、シナリオ上で明確な死亡シーンがあるならまだ良かったものの、いくつかのルートでのアミレスの行く末に至っては公式ファンブックのスタッフトークみたいな部分で『アミレス? まぁ〜多分ミシェルに手出し出来なくなった責任を押し付けられて斬首刑とかじゃないかな(笑)』みたいな感じで書かれていただけなのだ!
本ッ当に傍迷惑な話よ。ていうか公式さんどんだけアミレス嫌いなのよ!!
アミレスの明確な死亡描写がシナリオ上に存在するのはフリードル、ミカリア、マクベスタ、サラの四つのルート。
……ただ、マクベスタのルートで起きたアミレスの事故死に関しては、シナリオの流れとしてもあまりにも突飛な出来事だった為かアンディザファンの間で『どうせこれも皇帝の仕業』と皇帝の陰謀説が浮上し、シナリオライターの方から大体そんな感じよ〜みたいな肯定が入ってしまった。
つまりまた皇帝に殺されるのだ。フリードルのルートではフリードルに、ミカリアのルートではミカリアに、サラのルートではサラに、マクベスタとカイルとアンヘルのルートでは皇帝に…………二作目でも随一の死亡率を誇るキャラ、それがアミレスなのだ。
なんっっっっっっにも嬉しくねぇし誇らしくもねぇ。
幸か不幸か、マクベスタルートの事故死エンドの具体的な内容を把握しているから回避可能だし、ミカリアとは友達になったからミカリアルートの磔エンドも多分回避可能……と言うか、その磔エンドのきっかけになる帝国によるミシェルちゃん誘拐事件を阻止したらいい話だ。
問題はフリードルとサラ、そしてカイルとアンヘルの四つのルートだ。斬殺エンドと暗殺エンドと斬首エンド。まぁまぁ酷い三択だ。
だがしかし、フリードルとサラの方はワンチャンいけるかもしれない。そう、私は気づいてしまったのだ。
──大人しく殺られなければ私の勝ちじゃん。
まさに青天の霹靂。というかそもそもこの為に強くなろうとしてたんじゃなかったっけ、私。
「って違う違う。私は今時系列の整理をしてるんだった……ええと、それで……もしこの世界が攻略制限とか関係ない世界だったとして、ミシェルちゃんハミルディーヒ王国に行く選択肢では無くフォーロイト帝国に行く選択肢を選んだら起こるイベントはー……」
話がかなり脱線している事に気づき、慌てて軌道修正する。