ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
第二章 遺跡探索に行くのは初めてです!
結局、エドが指定した冒険者を伴うことを条件に、遺跡の探索は許可されることになった。
冒険者の仕事は、魔物退治だけではなく護衛や探索も含まれるのである。
――含まれるのである、けれど。
(なんでエドさんが来ちゃうかなー!)
冒険者組合の前で待ち合わせをすることになっていたのだが、護衛の冒険者というのがどうみてもエドとアキのふたり組である。
ふたりとも、一級冒険者なので最高の護衛と言えば護衛である。
そして、剣術をメインにするエドと、魔術をメインにするヨアキムというのもバランスが取れていると言えば取れている。
それにしたって、国王自ら来てしまっていいのだろうか。
回復役も同行するのが普通なのだが、最強聖女のシアがいるし、シア特製ポーションも山のように持ち込んでいるので、回復魔術の使い手はいなくても問題はない。
今回同行している聖女と聖人という組み合わせに、さらにもうひとり、護衛の必要な対象を追加するのもあまり効率的ではないという判断なのだろう。
「っていうかさ、君エヴァンドロ陛下でしょ」
「冒険者のエドとアキ。一級冒険者だから腕の方は安心していい」
冒険者の仕事は、魔物退治だけではなく護衛や探索も含まれるのである。
――含まれるのである、けれど。
(なんでエドさんが来ちゃうかなー!)
冒険者組合の前で待ち合わせをすることになっていたのだが、護衛の冒険者というのがどうみてもエドとアキのふたり組である。
ふたりとも、一級冒険者なので最高の護衛と言えば護衛である。
そして、剣術をメインにするエドと、魔術をメインにするヨアキムというのもバランスが取れていると言えば取れている。
それにしたって、国王自ら来てしまっていいのだろうか。
回復役も同行するのが普通なのだが、最強聖女のシアがいるし、シア特製ポーションも山のように持ち込んでいるので、回復魔術の使い手はいなくても問題はない。
今回同行している聖女と聖人という組み合わせに、さらにもうひとり、護衛の必要な対象を追加するのもあまり効率的ではないという判断なのだろう。
「っていうかさ、君エヴァンドロ陛下でしょ」
「冒険者のエドとアキ。一級冒険者だから腕の方は安心していい」