ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
ガラティア王国で暮らすようになってからも、リスヴェンは海から離れたところにあったから、魚といえば川魚が中心。火を通して食べるのが普通で、生の魚を口にする機会はなかった。
「すごいだろ? グント名物カルパッチョ!」
イドリスは得意げに鼻の穴を膨らませた。聖女の祠を訪れる人から魚を生で食べると聞いていなかったら、手を出す勇気は持てなかったかもしれない。
生の魚にオリーブオイルや塩胡椒、ハーブなどで味付けをしたカルパッチョという料理にまず手を伸ばす。
「おいしーい!」
生の魚が、こんなに滑らかなものだと思わなかった。オリーブオイルやハーブの香りもいい。今まで生で食べる機会がないのは残念だったと後悔するほど。
「これはすごいね! 生の魚、持って帰ろうかな……」
マルが食料を保存している場所は、食材が傷むということはないらしい。どうやっているのか聞いたことはないが、かなりの食材をため込んでいるのだとか。
そのマルが、生魚を持って帰ろうかというくらいだから、彼もかなり気に入ったのだろう。
「すごいだろ? グント名物カルパッチョ!」
イドリスは得意げに鼻の穴を膨らませた。聖女の祠を訪れる人から魚を生で食べると聞いていなかったら、手を出す勇気は持てなかったかもしれない。
生の魚にオリーブオイルや塩胡椒、ハーブなどで味付けをしたカルパッチョという料理にまず手を伸ばす。
「おいしーい!」
生の魚が、こんなに滑らかなものだと思わなかった。オリーブオイルやハーブの香りもいい。今まで生で食べる機会がないのは残念だったと後悔するほど。
「これはすごいね! 生の魚、持って帰ろうかな……」
マルが食料を保存している場所は、食材が傷むということはないらしい。どうやっているのか聞いたことはないが、かなりの食材をため込んでいるのだとか。
そのマルが、生魚を持って帰ろうかというくらいだから、彼もかなり気に入ったのだろう。