俺の恋を君に【中編】
「…おぅ」
「中西さん…ごめんね?」
俺の後ろにいる中西に言う
中西は慌てて顔をだす
「ううん…好きだからこんなことしちゃうんだもんしょうがないよ」
「強いねー中西さんだから順のこと変えられたんだね」
それだけ言って去ってった
昔の俺があいつ…持田をこんな風にしたんだよな…?
あんな中途半端な気持ちで付き合ったりしたから
本当にごめん
ドサッ
後ろで音がする
振り返るとしゃがみこんでる中西がいた
「中…西?どした?」
「……怖かったぁ…」
安心したのか
腰が抜けたようだった
な…………なんて言えばいいんだ…?
えと……
どうしよう
ととにかく謝らないと……?