俺の恋を君に【中編】


「だってぇー…」


「ごめんごめん
お礼になんかしてやるから許して?」


「ほんとに…?」


涙で潤んだ目でしかも上目使いで見てくる中西


やばいんだけど…
可愛いすぎ…


理性ふっとびそーです…


「じゃあ…下で呼んで……?」


「え?」




「いや…?」



いやじゃない
けど中西から言ってくれるって思ってなかったからびっくり…


俺の願いも叶っちゃったよ…


「それでいいわけ?」


「……だって呼んでほしいから…」





だぁーーー!!!


可愛いすぎ!!!
マジでやばいから


てか

呼びますよ!!!



いくらでも呼びます!!


「じゃあ……えと…」


俺は一息ついて


「由美」


そういった


言った後なんかこしょばくて

ただ名前言っただけなのに恥ずかしかった


恥ずかしさで俯いてた顔を上げる


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