俺の恋を君に【中編】
秀が寝てから
二十分………………
気まずいんだけど……
無言……だし
ビール飲んでるだけで
なんも話してねぇし…
寝よかな…俺…
チラッと中西を見ると
ビールをちょっとずつ
飲んでた
「あのさ…」
そう俺が声をかけると
中西はビクッと肩を
動かした
まじで
俺のこと怖がってんのかよ…
「なに?」
「や…別に…」
なんで声かけたんだ?俺は…
「あの…」
今度は中西が俺に
声をかけた
「あ?」
「えと…」
なんだよ…
イライラする…
はっきり言えよな
って俺もさっき声かけて別になにも、って言ったんだし?
俺が言えねえか、